ゴールドセイバー（2017年生、母セトウチダイヤ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンローゼンから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって432万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2019年）

7月5日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のフロンティア賞（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のジェネシス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のカルキノスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のブランニューヒーロー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったハセノワールドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月22日、中3週で迎えた7戦目は、2歳S2の鎌倉記念オープン他地区所属（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2020年）

4月16日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳戦の木蓮特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のクロニクル特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴蘭特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（2021年）

4月20日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた12戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、動物にも使えて安心除菌のe-WASH賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた14戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた15戦目は、泰山木賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2022年）

1月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、十人十色の予想士軍団賞Vol.6（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のユキマツリに2馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

1月17日、中1週で迎えた19戦目は、秩父吉田山逢の里賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた20戦目は、白妙菊賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、3着に入った。

2月21日、中2週で迎えた21戦目は、市制施行30周年記念日高賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミトノラッキーに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

2月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、春陽特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のスリーヴリーグに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6歳（2023年）

1月30日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、白妙菊賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた27戦目は、弥生特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた28戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、イースター賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4月24日、中2週で迎えた29戦目は、フリージア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた30戦目は、スエーニョ賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（10戦3勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。