ハニーサンライズ（1984年生、母ヤマノサチ）

ハニーサンライズ（1984年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスカレー（当時15歳）と交配したヤマノサチが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳300万下。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月4日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたベナーホリデイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月9日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のスズノチャンスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下（中京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアキノマーチをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3歳（1987年）

2月14日、中9週で迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

6月27日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、伊藤稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤稔騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

10月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（福島芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4歳（1988年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた15戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた21戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

11月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた22戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた23戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5歳（1989年）

1月15日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

2月19日、中4週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（6戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったモッカンセンプウに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月25日、連闘で迎えた28戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。