ブランドエデン（1992年生、母ニシノガーネット）

ブランドエデン（1992年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノライデン（当時11歳）と交配したニシノガーネットが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

1月5日、デビュー戦は宗像徹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

2月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月12日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイートポルカを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

4歳（1996年）

1月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宗像徹騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

7月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宗像徹騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したオンワードチェストを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったティーエムビガーにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

8月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイガーチャンプに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月23日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の赤湯特別（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

5歳（1997年）

3月22日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（12戦1勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。