ウェイクアップ（1995年生、母ナツメツグ）

ウェイクアップ（1995年4月23日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したナツメツグが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タガミファーム。戦績は、中央平地15戦0勝2着2回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の新潟ノベンバーシリーズ第1戦。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

10月4日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3歳（1998年）

5月5日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第7戦（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

8月15日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、モアホープに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったサンライズタイガーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエルガナドールに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

4月4日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた12戦目は、白根特別（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月5日、中9週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月19日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5歳（2000年）

1月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた17戦目は、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、’00フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月26日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、’00フェイスフルレイン特別（2）（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月30日、中0週で迎えた21戦目は、2000川崎スター賞4（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2001年）

5月12日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、野崎孝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の常葉特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

11月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた23戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、アルプス特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた24戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、春日山特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた25戦目は、菅名岳特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。