ビヨンドザワルツ（2012年生、母メルロースウィート）

ビヨンドザワルツ（2012年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ワルツを超えて。姉以上の活躍を願って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時12歳）と交配したメルロースウィートが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方41戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C3 13。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月15日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

3歳（2015年）

4月5日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

7月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた5戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた6戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた8戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したティマイオスにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月24日、連闘で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西森将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したギャラクシーツアーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月31日、連闘で迎えた10戦目は、シュヴァリエ引退特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、寒蘭特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、大樽の滝特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西森将司騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、興津メランジュ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西森将司騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、希佳頑張ったね特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で西森将司騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた17戦目は、祝五十嵐様結婚特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西森将司騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた18戦目は、はまうずがんばれ特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で西森将司騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で西森将司騎手（12戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で西森将司騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた21戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったヴァンクレメンツに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（14戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジカンリョコウに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（15戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のイチカバチカを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月13日、中1週で迎えた24戦目は、しばてん踊り特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（16戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた25戦目は、高知県馬事協議会特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた26戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、うつぼのタタキ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた29戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、ギンゲイ号誕生日特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はトーイキララと並んで11着同着となった。

6月4日、連闘で迎えた30戦目は、ヤマモモ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（17戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた31戦目は、大阪府連競馬研特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（18戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた34戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-7（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は本田紀忠騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西森将司騎手（20戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた39戦目は、最後の20代は特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（21戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた40戦目は、サカワヤスデゴケ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（22戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた42戦目は、岩手より、高知の新米ありがとう特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（23戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた43戦目は、三十六歌仙の画額特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（24戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（25戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた45戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、こみこむ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（26戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。