フォレストプリンス（2016年生、母メテオロン）

Forest Prince

2016.02.26

フォレストプリンス（2016年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時18歳）と交配したメテオロンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社 大作ステーブル。主な勝ち鞍は2021年の一般C3八九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、国田正忠によって540万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

4歳（2020年）

2月3日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は483kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したシェーネルを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、一般C3六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカリスマイチダイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5歳（2021年）

1月18日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マウンテンホークに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月16日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシュトルツを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

7月13日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のサツキオーゴンを3/4馬身振り切って休み明け初戦を制した。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサクラマスをハナ差振り切って断トツ人気に応えた。