ベターザンエヴァー（2019年生、母ホワイトプラネット）

ベターザンエヴァー（2019年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時9歳）と交配したホワイトプラネットが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はムラカミファーム。2021年のAIRDO公式FB賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

5月19日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスティールカイザーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのAIRDO公式FB賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンシュトルムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1500m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマイルキングオーに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンの川崎ジュニアオープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2022年）

1月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のインテリパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

7月24日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、トゥモロー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。