キャリーストーン（2000年生、母キャリーファースト）

キャリーストーン（2000年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したキャリーファーストが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河土肥牧場。戦績は、地方26戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

原三男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2002年）

12月26日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3歳（2003年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リュウフブキに交わされて3馬身差の2着となった。

1月30日、中2週で迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた4戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた5戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のキタノスピードをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、ラストゲランに交わされて1馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったピープルズソングにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のツキノスペシャルに1馬身の差をつけて制した。

4歳（2004年）

1月3日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

10月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

5歳（2005年）

3月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた16戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、サガエサクランボに3/4馬身交わされて2着となった。

4月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3九十11（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイブキサンチュールに5馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンリコッシェに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイタクマイラーを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月9日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

9月29日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。