メディエーション（1996年生、母ファインルビー）

Mediation

1996.03.27

メディエーション（1996年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時9歳）と交配したファインルビーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋 義浩。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

ゴールドホースクラブにてで一口馬主が募集された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

8月16日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は422kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のシドニーフォンテンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

3歳（1999年）

5月23日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山賀一騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（2000年）

2月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山賀一騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた10戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。