シドニーフォンテン(1996年生、母ヒュージレージ)

Sydney Fontaine

1996.05.31

シドニーフォンテン(1996年5月31日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスキャン(当時8歳)と交配したヒュージレージが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方47戦6勝2着3回。2001年の第4戦ゴールデンステッキ賞(一般B1以下)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(1998年)

8月16日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、3歳新馬札幌ダート1000m 雨/稍重)に出走。馬体重は486kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったメディエーションに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬札幌ダート1000m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマキシムアイに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下札幌ダート1000m 晴/良)に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月23日、中8週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道3歳優駿門別ダート1800m 曇/稍重)に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3歳(1999年)

3月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下中山ダート1200m 曇/稍重)に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下中山芝1200m 外回り 雨/重)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手(1戦0勝)。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳500万下福島ダート1000m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手(2戦0勝)。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下福島ダート1000m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手(3戦0勝)。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4歳(2000年)

4月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、マルチロマン特別浦和ダート1400m 雨/重)に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、妙高特別新潟(地)ダート1000m 曇/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

6月5日、中4週で迎えた11戦目は、白根特別新潟(地)ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手(1戦0勝)。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、5歳以上500万下東京ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手(2戦0勝)。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月20日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上500万下中山ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は玉井智光騎手(2戦1勝)。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

5歳(2001年)

3月8日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3高崎ダート1400m 曇/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンエイシュセキに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

4月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般B3 C高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手(1戦1勝)。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた16戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、こでまり特別高崎ダート1500m 晴/重)に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のランニングボーイに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月13日、連闘で迎えた17戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、第4戦ゴールデンステッキ賞高崎ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロクリーガーから3馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、エメラルド特別宇都宮ダート1900m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、菖蒲特別高崎ダート1500m 曇/重)に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスキーメロディから半馬身差の2着に敗北した。

6月24日、連闘で迎えた20戦目は、アマリリス特別高崎ダート900m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手(1戦0勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた21戦目は、けやき特別高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で見附正徳騎手(2戦0勝)。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳(2002年)

2月24日、約7か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般B2 B3高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で見附正徳騎手(3戦0勝)。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般B3 C1高崎ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で見附正徳騎手(4戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルウィッシュに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

4月29日、中4週で迎えた24戦目は、けやき特別高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で見附正徳騎手(5戦1勝)。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた25戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、けやき特別高崎ダート1900m 曇/良)に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般B C1高崎ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は見附正徳騎手(6戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルウィングに3/4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

7月13日、中3週で迎えた27戦目は、ラベンダー特別高崎ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は久保田政弘騎手(1戦0勝)。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた28戦目は、一般B高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイドルイモンに2馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

7歳(2003年)

4月19日、約8か月の休養明けで迎えた29戦目は、一般B3 C1高崎ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は久保田政弘騎手(2戦0勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた30戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B C1高崎ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた31戦目は、一般B C12高崎ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は久保田政弘騎手(3戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2 B3-2高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手(4戦0勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は鈴木正騎手(2戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウカクラウンをクビ差制して7勝目を手に入れた。

10月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、仲秋特別高崎ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手(3戦1勝)。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた35戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、かぶら川特別高崎ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた36戦目は、一般B2 B3-2高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は久保田政弘騎手(5戦0勝)。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般B C12高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手(2戦2勝)。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月21日、連闘で迎えた38戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手(3戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8歳(2004年)

1月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3-2高崎ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手(4戦2勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は久保田政弘騎手(6戦0勝)。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた41戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月2日、中2週で迎えた42戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオトネショウグンから半馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で迎えた43戦目は、一般B2高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手(5戦2勝)。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた44戦目は、一般B2 B3-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手(6戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた45戦目は、一般B2高崎ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は金井正幸騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた46戦目は、一般B3-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手(3戦0勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手(4戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた48戦目は、一般B3-2高崎ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手(5戦0勝)。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた49戦目は、一般B2 B3-2高崎ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手(6戦0勝)。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた50戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手(7戦2勝)。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた51戦目は、一般B2 B3-2高崎ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手(8戦2勝)。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1 C2-3高崎ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は金井正幸騎手(7戦0勝)。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた53戦目は、川崎義和騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3高崎ダート1500m 晴/稍重)に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた54戦目は、一般B3 C1-3高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は鈴木正騎手(4戦1勝)。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた55戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5高崎ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた56戦目は、一般C1-3高崎ダート1330m 雪/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。