メジロクリーガー（1995年生、母メジロハイデン）

メジロクリーガー（1995年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオールドヴィック（当時9歳）と交配したメジロハイデンが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦13勝2着6回。2001年のマーチ特別に勝利した他、2000年のやまどり特別(一般B2以下)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

7月26日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

12月10日、中8週で迎えた3戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローランマイブームをアタマ差制して初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオブラックから5馬身差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカーリアンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノオオカンに4馬身の差をつけて制した。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーギャランに半馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミノンニールに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウルンルンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローランマイブームに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中3週で迎えた14戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウルンルンから1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスメロディからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2000年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、やまどり特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミハタオウジャに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月22日、中2週で迎えた17戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルストームに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月19日、中3週で迎えた18戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（10戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノバッカスに2馬身半の差をつけて9勝目を収める

12月30日、約10か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（11戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のティーケーソフィアに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（2001年）

1月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（12戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた21戦目は、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（13戦9勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた22戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードファイサンに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月8日、中2週で迎えた23戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（15戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンピースをアタマ差制して制した。

3月25日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（16戦11勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中5週で迎えた25戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた26戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、第4戦ゴールデンステッキ賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシドニーフォンテンに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月1日、中6週で迎えた27戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高崎記念（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月4日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、甲州特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコイノボリから3馬身差の2着となった。

11月24日、中2週で迎えた29戦目は、からまつ特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルマキングオーから半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2002年）

2月1日、中4週で迎えた31戦目は、地方重賞の新春杯（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（17戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。