リワードファイサン（1997年生、母リワードフェザント）

リワードファイサン（1997年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワージブ（当時14歳）と交配したリワードフェザントが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）リワード。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方20戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の春風特別(一般B)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月16日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったホワイトパワーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3歳（2000年）

1月5日、中1週で迎えた6戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月6日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったウインキラリに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月18日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月31日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエータイムに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月25日、中3週で迎えた12戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた13戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロクリーガーから7馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた14戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた15戦目は、春風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーミステリーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月7日、中1週で迎えた16戦目は、きんせんか特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳江涼騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた17戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で徳江涼騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、忘れな草特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で徳江涼騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、菖蒲特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で徳江涼騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の高崎記念（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で徳江涼騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で徳江涼騎手（10戦2勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた22戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、ダリア特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた23戦目は、はまゆう特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカギスリーからクビ差の2着に甘んじた。

12月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、千両特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は徳江涼騎手（11戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた29戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般B C1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で徳江涼騎手（16戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。