ザトップ（1990年生、母ダイナイチバンボシ）

ザトップ（1990年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時7歳）と交配したダイナイチバンボシが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の一般D2ハ。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月19日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳C5（上山ダート1250m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1994年）

4月19日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスミハヤブサから2馬身半差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（8戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアタックジョージに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で小国博行騎手（9戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノパールピアスから6馬身差の2着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小国博行騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハクザンをクビ差制して制した。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小国博行騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウコウテンリュウから2馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノカツノリをクビ差制して3勝目を掴み取った。

11月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1700m 雪/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1995年）

4月17日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた26戦目は、D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズアンドシンから1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般D1ニ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1ホ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。