トウカイセレッソ（2009年生、母トウカイティアラ）

トウカイセレッソ（2009年3月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋桜（西）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したトウカイティアラが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2三四五。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。17頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月18日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に敗れた。

8月4日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず16着に敗れた。

9月8日、中4週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月4日、中7週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったスーパーオオゾラに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月17日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦の風花特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイタンフォンテンに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のルーチェデルソーレを半馬身振り切って初白星を挙げた。

1月29日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったノブドリームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月16日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のハナミヅキ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマリーンウェーブを3/4馬身振り切って2勝目を収める

7月5日、中3週で迎えた14戦目は、夏雲特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた15戦目は、鵠沼特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

8月21日、中3週で迎えた16戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したエンジェルガールにアタマ差届かず2着となった。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、銀河特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた18戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

11月11日、中4週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のベゴニア賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で酒井忍騎手（14戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた20戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のカンツバキ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（15戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた22戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、群雄特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。