バージニアビーチ（2015年生、母バージニアキャット）

バージニアビーチ（2015年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バージニア州の海岸。母名より連想」。毛色は青毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したバージニアキャットが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。主な勝ち鞍は2018年の松永孝明さん検体退職功労記念。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月16日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

3歳（2018年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた3戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の松永孝明さん検体退職功労記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシェルセリーヌに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キーポジションに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の奈生&大介・いつまでも仲良くね（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた8戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた9戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月6日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

12月12日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4歳（2019年）

1月9日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

1月15日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。