2歳新馬

レース展開

アメリカズハートが馬群を引っ張る形、直後の2番手にルールブレイカーが取り付く

アメリカズハートが先頭に立つ格好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にルールブレイカーが続く。そのすぐ後ろ、クリノイダテンとセトノブルグが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマンテンファースト、ミルトシャトル、バージニアビーチら3頭。少し差があって、ヘーザは中団前寄り。さらに2馬身以上空いて、ラファイエは中団馬群のど真ん中を追走。トウケイアインマルとミヤジフランガンは中団後方の位置取り。2馬身以上差があって、ワンダーゲッティンは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはコマノジャスパ。その少し後ろ、後方2番手の位置で悠悠と構えるのはアシャカチムサー。少し離れた殿にメイショウミナモトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クリノイダテンが天賦のレースセンスを駆使した巧みな競馬で初白星を挙げる

先頭はアメリカズハートでリードは1馬身。2番手にルールブレイカーとセトノブルグが続く。その直後、クリノイダテン、ミルトシャトル、バージニアビーチらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のクリノイダテンが一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、4番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたミルトシャトルが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った12番人気のミヤジフランガンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたトウケイアインマルが入線、さらに半馬身の5着には、逃げ粘ったアメリカズハートが食い込んだ。1番人気のラファイエは中団前目にいたが伸びあぐねて7着に敗れた。