スプリングウェイ（2017年生、母シャークサッカー）

スプリングウェイ（2017年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「春の道。馬主名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したシャークサッカーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の一般C2五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中春美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

4月26日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月13日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2021年）

1月27日、中6週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた7戦目は、江見ひなの生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったキーオブサーガに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったヘヴンプレミアにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったテーオーニーチェに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、トーホウボニータに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミネオラチャンに約10馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、バーベナ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したコルテージュを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた17戦目は、ウマいよ!『岩手ふるさと米』賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のアドマイヤツルギをハナ差振り切ってファンの期待に応えた。

7月5日、中1週で迎えた18戦目は、ウインブライト特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ミオサヴァイブにクビ差交わされて2着となった。

8月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で阿部英俊騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月3日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬で岩手競馬を楽しもう賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で阿部英俊騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のシェアザプレジャーを半馬身振り切って制した。

10月18日、中1週で迎えた26戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で阿部英俊騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた27戦目は、コデマリ賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で阿部英俊騎手（16戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた28戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B1五（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた29戦目は、コランダム賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（17戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1五（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（18戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

2021年12月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。