グレースグロリアス（1998年生、母ノアグレース）

グレースグロリアス（1998年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時12歳）と交配したノアグレースが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は今井秀樹。戦績は、地方37戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のひなぎく特別( 牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

飯野貞次厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は吉井竜一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサブノアラシにハナ差届かず2着となった。

11月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3歳（2001年）

1月14日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のエリカ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のムーンライトラヴに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月27日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの’01桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（11戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井竜一騎手（12戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で吉井竜一騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で吉井竜一騎手（14戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井竜一騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井竜一騎手（16戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた18戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（17戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（18戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4歳（2002年）

2月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（19戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（20戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（21戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1八九（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（22戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1八（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（23戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（24戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（25戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（26戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったパラダイスアミーゴに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（27戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（28戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井竜一騎手（29戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井竜一騎手（30戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井竜一騎手（31戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

10月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で吉井竜一騎手（32戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井竜一騎手（33戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉井竜一騎手（34戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は19戦連続で吉井竜一騎手（35戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。