カウンテスライト（1985年生、母アメリカンノーザン）

カウンテスライト（1985年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフェートメーカー（当時13歳）と交配したアメリカンノーザンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方35戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1989年の一般B3イ。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

11月29日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3歳（1988年）

2月27日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた3戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は林満明騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4歳（1989年）

1月2日、中8週で迎えた14戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノシヤネルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウシュウアトムをクビ差制して2勝目を奪取した。

6月1日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた19戦目は、日本海特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアクセルザトップに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月1日、中3週で迎えた22戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月20日、中6週で迎えた23戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウフククインから8馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた24戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1990年）

4月16日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山中初騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターシルキーから2馬身半差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマネーメーカーからハナ差の2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中初騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中初騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は川崎勝良騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、一般C3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川崎勝良騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川崎勝良騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた35戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた36戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1991年）

1月2日、中3週で迎えた40戦目は、満行徳義騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月6日、連闘で迎えた41戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、寿特別（益田ダート1350m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月10日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた42戦目は、一般C（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は満行徳義騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウライジヨオーから1馬身半差の2着となった。

3月17日、連闘で迎えた43戦目は、一般C（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で満行徳義騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローアサヒから2馬身差の2着に敗北した。

3月25日、連闘で迎えた44戦目は、一般C（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で満行徳義騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタータツヒロに6馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

4月8日、中1週で迎えた45戦目は、一般C（益田ダート1350m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で満行徳義騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローアサヒから2馬身半差の2着となった。

4月14日、連闘で迎えた46戦目は、八本松特別（益田ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で満行徳義騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた47戦目は、一般C（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で満行徳義騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヨウリキから2馬身半差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた48戦目は、一般C（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で満行徳義騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。