プリザーブドローズ（2017年生、母チアリーダー）

プリザーブドローズ（2017年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「プリザーブドフラワーのバラ。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のロサード（当時21歳）と交配したチアリーダーが23歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島智則。主な勝ち鞍は2020年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島智則から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって378万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月20日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月6日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月16日、中9週で迎えた4戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3歳（2020年）

1月7日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーゴンフェアリーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったソレユケタケコに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、盛岡愛馬の会賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大坪慎騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。