ユーマノパンチ（1998年生、母パープルフラッグ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上田精三から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、石田秋雄から「大崎市場サラブレッド3歳」に上場され、石田正敏によって315万円で落札された。

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月3日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3歳（2001年）

1月27日、中4週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、C.マンス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた10戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた12戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は日吉正和騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4歳（2002年）

2月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた16戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノディクタスに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月20日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた18戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノヤマタケを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツスカイに8馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

4月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤッシャーンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。