タケトヒビキ（2004年生、母シリネラヒメ）

タケトヒビキ（2004年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したシリネラヒメが22歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方26戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、聖心台牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月13日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3歳（2007年）

4月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイカスクワートを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアタゴナデシコを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月27日、中7週で迎えた7戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた9戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエンゼルフォーに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハンタージェイピーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマチャップリンをクビ差制して1番人気に応えた。

10月27日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシークラッカーから1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-7ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワラクステルスから2馬身差の2着となった。

4歳（2008年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシノブテイオーから1馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサフロンダイオーに2馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺博文騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた24戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（13戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた26戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-6ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。