ローレリスト（2017年生、母スプリングシーズンⅡ）
Laurelist
2017.03.08
ローレリスト（2017年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月桂樹を戴冠する者」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時16歳）と交配したスプリングシーズンⅡが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、多田賢司によって3,564万円で落札された。
中川公成厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
9月14日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナリノモンターニュをハナ差振り切って初白星を挙げた。
11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
3歳（2020年）
2月9日、中9週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
5月17日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。
6月13日、中3週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八丈島特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
10月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。
4歳（2021年）
4月25日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。
6月26日、中8週で迎えた8戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
8月1日、中4週で迎えた9戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの出雲崎特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。
10月3日、中8週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。
5歳（2022年）
1月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月13日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月5日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月8日、中8週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエカテリンブルクに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。