モエレヤマト（2003年生、母グロウダンサー）

モエレヤマト（2003年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大和」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカング（当時15歳）と交配したグロウダンサーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中村和夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦2勝2着1回。2005年のイノセントカップ(地方重賞)で2着に入った他、2005年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月3日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエフエルマックスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのゴールドアリュール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノアルテミスから半馬身差の2着となった。

9月28日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた8戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2006年）

2月26日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた10戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のニホンピロエックスをクビ差振り切って優勝

5月31日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた14戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた18戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4歳（2007年）

1月4日、中3週で迎えた21戦目は、ビー&ハニー賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた22戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月1日、中2週で迎えた23戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。