ヨシノアルテミス（2003年生、母ラブハーバー）

ヨシノアルテミス（2003年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋月の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時11歳）と交配したラブハーバーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方8戦3勝2着2回。2005年のエーデルワイス賞(牝G3)で3着に入った他、2005年のフローラルカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月20日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったグーニーズから3馬身差の2着となった。

7月28日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチロマンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月31日、中2週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレヤマトに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のストールンブライドに2馬身の差をつけて制した。

10月20日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3歳（2006年）

4月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月24日、中5週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたチャームアスリープ決め手に屈してクビ差の2着となった。