フジノスウィフト（1987年生、母オールマイラブ）

Fujino Swift

1987.03.17

フジノスウィフト（1987年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時15歳）と交配したオールマイラブが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の一般D2ハ。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月14日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

8月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

4歳（1991年）

5月19日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノバースから1馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングポイントに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。