ヒミコフレンド（2000年生、母リバーセイコー）

ヒミコフレンド（2000年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したリバーセイコーが9歳のときに産んだ27番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小屋畑和久。戦績は、地方21戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小屋畑和久から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって168万円で落札された。

田中範雄厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

8月21日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は483kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッコーカレッジに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中4週で迎えた2戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（2003年）

4月15日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キビノフレンドに交わされて3馬身半差の2着となった。

5月7日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーカレッジを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワイジイジョージを上がり0位の末脚で半馬身差し切って2勝目をつかんだ。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小林克己騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワールドイッコウを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月24日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンキュウローレルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノスカレーから2馬身半差の2着となった。

9月20日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスキナパグから1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージヘリオスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月15日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた16戦目は、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2004年）

1月18日、中7週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2 16（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2 17（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。