リンクスプリエール（2021年生、母マリア）

リンクスプリエール（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+祈り、願い(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したマリアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2025年の堤くんお疲れ様でした記念(一般C15)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、工藤圭司によって330万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

8月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2024猫みーこ誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウエムラ生誕30周年記念!!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月23日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C19（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ロードトワイライトに交わされて4馬身差の2着となった。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、シソチョウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月27日、中1週で迎えた14戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた17戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、裕紀&菜々ウエディング記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高木健騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた20戦目は、堤くんお疲れ様でした記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファイアクラッカーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、中1週で迎えた21戦目は、ソメイヨシノ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた22戦目は、陽春賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のペッシュプラットを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月1日、中1週で迎えた23戦目は、アークトゥルス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた24戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キセキタイムにクビ差交わされて2着となった。

6月2日、中1週で迎えた25戦目は、光輝&優奈結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6月12日、中0週で迎えた26戦目は、岡崎家結婚15周年記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた27戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、工藤圭司によって330万円で落札された。

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

8月15日、デビュー戦は高木健騎手を鞍上に据えて、いやの穴1年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

9月26日、中8週で迎えた28戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた29戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。