アラカワタイテエ（1985年生、母アラカワヒメ）

アラカワタイテエ（1985年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のタイテエム（当時16歳）と交配したアラカワヒメが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳A2。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

8月23日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月11日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月30日、中6週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート800m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーシャンウェイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1988年）

4月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた6戦目は、4歳C1ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヨンテパールからクビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C1（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のルクレツツイアをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳B1（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイスチールから2馬身半差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の三条六角凧賞（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨンテパールに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスワールドに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の北陸自動車道開通記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦4勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のカンナ特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンオールからクビ差の2着に甘んじた。

9月22日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦のコスモス特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターレイダから3馬身差の2着となった。

10月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のりんどう特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の岡村記念（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（13戦4勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のシクラメン特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（14戦4勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1989年）

5月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。