ヨシイチロイヤル（1990年生、母シヤダイロイヤル）

ヨシイチロイヤル（1990年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時25歳）と交配したシヤダイロイヤルが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方24戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

2月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマリーベルを差し切れず、5馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックタイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

5月29日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦1勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月18日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で四位洋文騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4歳（1994年）

2月26日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は上野清章騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアクティースワローに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月16日、中4週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月18日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワコーアウディに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月3日、中1週で迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテサカエオーから5馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスターロードに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月1日、中1週で迎えた20戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターロードに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月29日、中3週で迎えた21戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた22戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1995年）

4月24日、約6か月半の休養明けで迎えた23戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月4日、中0週で迎えた24戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた26戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカデンゲキから1馬身半差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングアミーゴからハナ差の2着に甘んじた。

7月24日、中1週で迎えた29戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカオレディーから1馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた31戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は越野亨騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月7日、中8週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（10戦3勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた34戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた35戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウフロリストから1馬身差の2着となった。

6歳（1996年）

4月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた37戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた38戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は越野亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた39戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた40戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。