クールエイジア（2012年生、母メイプルダンス）

経歴

デビュー前

2歳のとき、成隆牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山王飯店によって756万円で落札された。

3歳（2015年）

2月14日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

3月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキールコネクションに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の南相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のクロフネフリートに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の三峰山特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（6戦2勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の花背特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2016年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったクラシックメタルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月13日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5月1日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（7戦2勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のトーセンアーネストに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月11日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の八王子特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（8戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の伊勢佐木特別（東京ダート2100m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（9戦3勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（10戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

5歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（11戦3勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

2月18日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（12戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田善臣騎手（13戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月30日、中6週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田善臣騎手（14戦3勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

6月10日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の八王子特別（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6歳（2018年）

4月29日、約11か月の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（15戦3勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の八王子特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月28日、中6週で迎えた24戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の北海道150年記念（札幌芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の札幌日刊スポーツ杯（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月13日、中7週で迎えた26戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

11月17日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の伊勢佐木特別（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

7歳（2019年）

2月10日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた30戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた32戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/重）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月1日、中8週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中7週で迎えた35戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8歳（2020年）

1月13日、中6週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月15日、中8週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオブリゲーションから約12馬身差の2着となった。

5月17日、中3週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伴啓太騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウハニーをクビ差制して久々に勝利を挙げた。