ローズオブシャロン（2017年生、母ジャルダンスクレ）

ローズオブシャロン（2017年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「木槿。花言葉は『信念』、『新しい美』」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時7歳）と交配したジャルダンスクレが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月13日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったペイシャチャームにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3月28日、中7週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴーゴーレイワに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に入った。

4歳（2021年）

1月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

1月24日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジューンマウスに1馬身1/4の差をつけて2勝目をゲットした。

5月9日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月10日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月16日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に48kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2022年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの伊万里特別（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2022年7月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。