ジョウノナイヤガラ（2000年生、母ザンベージ）

ジョウノナイヤガラ（2000年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ナイアガラの滝」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したザンベージが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったダイワスイープに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ジェミーブロッサムに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コックニーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のミスタータダヒロに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月27日、中8週で迎えた6戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。