ヤクモブリリアント（2002年生、母ヤクモプリティー）

ヤクモブリリアント（2002年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋素晴らしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時12歳）と交配したヤクモプリティーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月11日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2005年）

1月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

6月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノーブルファイターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミトノゴロウコウを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンツローレライに交わされて2馬身差の2着となった。

9月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。