ノーブルファイター（2002年生、母グランママ）

ノーブルファイター（2002年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「気高い戦士」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したグランママが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋義昭。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月20日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（2005年）

6月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、山本和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤクモブリリアントを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山本和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本和幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスビジンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月22日、中3週で迎えた11戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安東章騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本和幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

4歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた18戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた19戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、桜吹雪特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般F2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般Fロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるスパークルタイムを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月6日、連闘で迎えた22戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、与八郎喜寿祝特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般Fイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般F2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般F2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた26戦目は、一般E7（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるビッグオパールを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、ライズアップM特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチュードウイングを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中4週で迎えた30戦目は、一般E6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた31戦目は、芳男綾子徳山優駿特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアイキューマインドを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた33戦目は、サンクスふみくん特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた34戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般E3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般E3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパードルフィンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月18日、中2週で迎えた36戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般D9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。