エースフィーバー（1991年生、母マダムフィーバー）

エースフィーバー（1991年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時5歳）と交配したマダムフィーバーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方23戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月6日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた3戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた4戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイカブリスクを途轍もない末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月7日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月5日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（4戦1勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小迫次男騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小迫次男騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4歳（1995年）

1月22日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で小迫次男騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で根本康広騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

7月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で根本康広騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で根本康広騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月30日、中8週で迎えた18戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

11月27日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた21戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカチドキエースに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた35戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1997年）

2月23日、中8週で馬体重を前走から34kg減らして迎えた37戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた38戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた39戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた40戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた41戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。