マイソールビーム（2005年生、母マイマスタートップ）

マイソールビーム（2005年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋輝き」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したマイマスタートップが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の鉢伏山特別。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったエルグランオンブレにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2008年）

1月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したシングライクバードを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメイショウイッキ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月29日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

6月4日、中9週で馬体重を前走から27kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオキナワノドリームを目の覚めるような末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。