オキナワノドリーム（2005年生、母センゴクサファイヤ）

オキナワノドリーム（2005年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時13歳）と交配したセンゴクサファイヤが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、地方28戦9勝2着7回。2008年のオータムカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2007年）

12月12日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳F3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は493kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスーパーフェニクスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳F3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のベルデージーをアタマ差振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2008年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、クールブルーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月11日、中4週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモルフェクラウンに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミユキオカメに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったイントゥザライトに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したイントゥザライトにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、マイソールビームにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の神鍋山特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、バブルガムローマンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の天王山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、マヤノオスカーに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のコウノトリ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

12月4日、中1週で迎えた17戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた18戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2009年）

2月11日、中6週で迎えた19戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーゴンオージに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハツネブライトを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月17日、中2週で迎えた21戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、MBSラジオ1179賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のサワノファインに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

4月7日、中2週で迎えた22戦目は、ダイヤモンド特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドディオを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

4月29日、中2週で迎えた23戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、エンタノメガミにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月24日、中7週で迎えた24戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、“三田肉・三田牛”特別（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた27戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイリングフィルを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って9勝目を手中に収めた。

12月23日、中3週で迎えた28戦目は、菊正宗特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。