マヤノオスカー（2000年生、母スリーソウツ）

マヤノオスカー（2000年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時16歳）と交配したスリーソウツが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害1戦0勝、地方38戦9勝2着10回。2007年の北國王冠(地方重賞)に勝利した他、2005年のゴールド争覇(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦はM.キネーン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルトリックを異次元の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月18日、中4週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に敗れた。

10月11日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月17日、中5週で迎えた9戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2005年）

5月29日、約10か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた11戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミナミノシェリフに約18馬身の大差をつけて久々の実戦を制した。

6月7日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマスターオブライフを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月19日、中1週で迎えた13戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、北陸コカ・コーラボトリング（株）杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサマッハオーに6馬身の差をつけて制した。

7月18日、中3週で迎えた14戦目は、納口雅勝誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマンダリンメガを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた16戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニューシーストリーに交わされて3馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

10月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、1歳おめでとう!心春生誕記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ルスナイパラダイスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた19戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、タテマチグランディールカフェ杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホワイトサイクロンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタフネスゴールドに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

12月6日、中2週で迎えた21戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロイヤルブレンドに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

6歳（2006年）

1月19日、中5週で迎えた22戦目は、万両特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた25戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサムソンリンリンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

7月26日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラアジュディを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

8月13日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビッグゴールドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

9月13日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドストーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中7週で迎えた29戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7歳（2007年）

2月23日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月8日、中5週で迎えた31戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月20日、中5週で迎えた32戦目は、第一回フジワラFM支局杯（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた33戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグドンにハナ差交わされて2着に惜敗した。

7月26日、中5週で迎えた35戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、地方重賞の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビッグドンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中3週で迎えた37戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた38戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノショウマに約14馬身の大差をつけて9勝目を手中に収めた。

12月16日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8歳（2008年）

5月18日、約5か月の休み明けで迎えた40戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた41戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビッグドンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた42戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

7月20日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた43戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた44戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったトミノダンディに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた45戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオキナワノドリームを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた46戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた47戦目は、Jpn1のJBCクラシック（園田ダート1870m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（9戦2勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。