スマイリングフィル（2003年生、母マロンフラワー）

スマイリングフィル（2003年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「微笑んでいる＋愛犬名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時10歳）と交配したマロンフラワーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は松崎弘幸。戦績は、中央平地6戦0勝、地方55戦12勝2着17回。2010年の園田金盃(地方重賞)に勝利した他、2006年の園田ユースカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松崎文彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松崎文彦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、永村侑によって262.5万円で落札された。

橋本和男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

7月6日、デビュー戦は米田幸治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ 1400（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクセスタッチを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ 1400（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米田幸治騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビンゴゲームを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米田幸治騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビビットプラムに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米田幸治騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビンゴゲームに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で米田幸治騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクセツエースに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2006年）

1月5日、中3週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインドファンタジを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホウライミサイルを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

4歳（2007年）

1月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた18戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミラクルアランをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

3月1日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上A2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヴィガラスバイオ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月11日、中3週で迎えた23戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アグネスミステリーに交わされて2馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモニッキーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

5月31日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月1日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた28戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた29戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドディオを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったフセノオーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた33戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したリヴァーフィールドにクビ差届かず2着となった。

4月9日、中2週で迎えた34戦目は、加古川特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた35戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったオーミチェリッシュに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞のスポニチ創刊60周年記念西日本グランプリ（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペシャリストから2馬身差の2着となった。

10月15日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた38戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドディオを3/4馬身差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

12月3日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、千種川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月25日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた40戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（10戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダートチープに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6歳（2009年）

1月3日、連闘で迎えた41戦目は、We Love Sweets お年玉賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた43戦目は、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた44戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月26日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグランドメープルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月21日、中3週で迎えた46戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（14戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のウタマロボーイを3/4馬身振り切って7勝目を獲得した。

5月13日、中2週で迎えた47戦目は、淀川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（15戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた48戦目は、姫路港開港50周年記念杯（姫路ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（16戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサンペールウルトラをクビ差振り切って8勝目を手中に収めた。

6月22日、中2週で迎えた49戦目は、地方重賞の西日本グランプリ（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（17戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、約5か月の休養明けで迎えた50戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、オキナワノドリームにクビ差交わされて2着となった。

12月10日、中1週で迎えた51戦目は、八重垣酒造青乃無特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（18戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアリューバニヤン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた52戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は有馬澄男騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた53戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（19戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ケイティクラシーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた54戦目は、炭酸泉日本一よかたん特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキタイセユニバースに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月18日、中4週で迎えた55戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキタイセユニバースをクビ差振り切って制した。

4月29日、中5週で迎えた56戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた57戦目は、姫路さぎ草特別（姫路ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月21日、約5か月の休養明けで迎えた58戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のエフケーアスコットをクビ差振り切って休み明けの一戦を物にした。

11月11日、中2週で迎えた59戦目は、ハンデ地方重賞の楠賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、バンバンバンクにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月2日、中2週で迎えた60戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアルドラゴンをハナ差振り切って優勝

8歳（2011年）

2月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた61戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。