ケイティクラシー（2003年生、母クラシーグリーン）

ケイティクラシー（2003年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時17歳）と交配したクラシーグリーンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中山巖。戦績は、中央平地5戦0勝、地方61戦18勝2着10回。2009年の読売レディス杯(牝地方重賞)で2着に入った他、2005年のヤングチャンピオン(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中山巌から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

服部健一厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2005年）

7月24日、デビュー戦は加藤和義騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るセンパツトモを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるセンパツトモを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

1月29日、中3週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月29日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガチャガチャに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグランドシャワーに2馬身の差をつけて優勝

10月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイピッカリンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマウントサンデーに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、山茶花特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（8戦3勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモアザンステルスに2馬身の差をつけて制した。

12月24日、中2週で迎えた17戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉原寛人騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップシェーバーに6馬身の差をつけて6勝目を手にした。

4歳（2007年）

1月3日、中0週で迎えた18戦目は、初夢特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉原寛人騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチョウカイトップを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタノオペラに半馬身交わされて2着となった。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキタノオペラをハナ差振り切って7勝目を奪取した。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

7月2日、中5週で迎えた23戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブラウトリートをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7月30日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオモシロイに2馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

9月23日、中5週で迎えた26戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた27戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた28戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5歳（2008年）

1月4日、中0週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた30戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンエイゴールドにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

1月23日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月6日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた32戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月6日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のハタノプラウドに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月10日、中4週で迎えた34戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、ルビー特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月5日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた36戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケージーダンシングに3/4馬身交わされて2着となった。

5月29日、中2週で迎えた37戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月1日、中4週で迎えた38戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（10戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた39戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノーブルシーズを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた40戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた41戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモアザンステルスに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月4日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた43戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6歳（2009年）

2月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた44戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

3月5日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた45戦目は、阪急高速バス特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた46戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、さくら賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた47戦目は、ダイヤモンド特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月22日、中1週で迎えた48戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた49戦目は、牝馬限定の4歳以上A1 A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月21日、連闘で馬体重を前走から17kg絞って迎えた50戦目は、姫路さぎ草特別（姫路ダート1500m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のミブロボーイに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月10日、中2週で迎えた51戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた52戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンエイゴールドに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月17日、中1週で迎えた53戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアウロラプラネットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた54戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（15戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグドンに交わされて2馬身差の2着となった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた55戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（16戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた56戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（17戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラトゥルーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月22日、連闘で迎えた57戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（18戦3勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた58戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（19戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた59戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（20戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた60戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンミションを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

12月24日、中2週で迎えた61戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（21戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナムラグローリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7歳（2010年）

1月8日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（22戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

1月28日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた63戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマイリングフィルを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利数を16に伸ばす

2月11日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた64戦目は、炭酸泉日本一よかたん特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

2月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた65戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、近畿・中国・四国交流特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイイデケンシンをクビ差振り切って勝利数を17に伸ばす

3月24日、中3週で迎えた66戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルスパーダに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。