イマジネーション（1985年生、母イクチセスズラン）

イマジネーション（1985年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウエスタンウインド（当時11歳）と交配したイクチセスズランが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害1戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の一般D。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

10月9日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4歳（1989年）

1月15日、中8週で迎えた4戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノカムイオーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルコウセキに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月17日、中5週で迎えた7戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般D（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモネイチヤーから1馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラチヤンピオンに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた11戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般D（帯広ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。