ホクテンオーカン（1983年生、母アレンドラ）

Hokuten Okan

1983.03.20

ホクテンオーカン（1983年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のツイツグ（当時12歳）と交配したアレンドラが25歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 19戦3勝 [3-1-3-12/19]
• 総賞金 国内: 2,645万円
• 生年月日: 1983年3月20日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 鈴木康弘 美浦
• 馬主: （有）木戸口牧場
• 生産者: （有）木戸口牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 4馬身

ベストレース

• レース名: 5歳以上400万下
• 日付/馬齢: 1988年7月3日/5歳
• コース: 福島ダート1700m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.7倍/2番人気
• 馬番/頭数: 5番/9頭
• 天候: 曇 16.0℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/稍遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=13.1
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 1-1-1-1
• 馬体重 増減: 470kg -2
• 出走間隔: 中4週
• 騎手 斤量: 増沢末夫 57.0kg

血統

概要

祖母のArbenciaは海外5戦2勝。父のツイツグは海外重賞1勝（仏国）。

近親馬

• • 半兄: エントリーホープ 1978/JPN/タニノチカラ
  エントリーホープ
• • 半姪: ニッソウリターン 1981/JPN/ゼダーン
  ニッソウリターン
• • 半従兄: Dankaro 1971/FR/Dan Cupid
  Dankaro

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	6*6*7×5	7.03%
牡	Blenheim	6×4	7.81%
牡	Teddy	7×5*6*7	6.25%
牡	Swynford	7×6	2.34%
牡	Phalaris	7*7*7×6	3.9%
牡	Clarissimus	7×6	2.34%
牡	Polymelus	7×7	1.56%
牡S	Hyperion	6*6	3.12%
牡S	Hurry On	7*7	1.56%
牡M	Tourbillon	5*5	6.25%
牝	Plucky Liege	6×5	4.68%
牝S	Selene	7*7*7*7	3.12%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Hul a Hul 1962 （USA）		Native Dancer 1950 （USA）	Polynesian	Unbreakable
				Black Polly
			Geisha	Discovery
				Miyako
		Week-End 1952 （USA）	Endeavour	British Empire
				Himalaya
父 ツイツグ 1971 （FR）			Saturday Off	Kiev
				Mexican Tea
		High Perch 1956 （GB）	Alycidon	Donatello
				Aurora
父の母 Top Twig 1967 （IRE）			Phaetonia	Nearco
				Phaetusa
		Kimpton Wood 1952 （GB）	ソロナウエー	Solferino
				Anyway
			Astrid Wood	Bois Roussel
				Astrid
母の父 Coaltown 1945 （USA）		Bull Lea 1935 （USA）	Bull Dog	Teddy
				Plucky Liege
			Rose Leaves	Ballot
				Colonial
		Easy Lass 1940 （USA）	Blenheim	Blandford
				Malva
母 アレンドラ 1959 （GB）			Slow and Easy	Colin
				Shyness
		Arbar 1944 （FR）	Djebel	Tourbillon
				Loika
母の母 Arbencia 1954 （FR）			Astronomie	Asterus
				Likka
		Palencia 1941 （FR）	Pharis	Pharos
				Carissima
			Hestia	Tourbillon
				Sunsy

血統分類

• サイアーライン: ネイティヴダンサー系
• ファミリーナンバー: 14

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1988/07/03 福島	ダ1700m 稍 曇	5歳以上400万下	(サランウベ) -0.3	1 / 9	5枠 5番	増沢末夫	57kg	3.7	2人	1-1-1-1	38.3 / 36.4	470	-2
1988/05/28 東京	ダ1200m 良 晴	5歳以上400万下	ツジノマツカゼ 0.9	5 / 16	8枠 16番	増沢末夫	57kg	4.7	3人	6-7	/ 35.4	472	+2
1988/05/15 東京	ダ1200m 良 曇	5歳以上400万下	(ブルーパール) -0.4	1 / 7	6枠 6番	酒井健二	57kg	12.8	4人	2-2	/ 35.5	470	0
1988/05/01 新潟	芝1200m 良 晴	5歳以上400万下	クニノグレンター 2.0	10 / 13	2枠 2番	塚越一弘	57kg	19.6	9人	9-12	/ 36.3	470	-6
1988/04/23 新潟	ダ1200m 稍 晴	5歳以上400万下	クロティーラ 1.5	6 / 12	8枠 11番	増沢末夫	57kg	2.6	1人	2-3	/ 36.2	476	0
1988/03/26 東京	ダ1400m 不 雨	5歳以上400万下	ヤングサバンナ 1.6	6 / 14	5枠 7番	増沢末夫	57kg	8.5	2人	3-3	/ 34.9	476	+4
1988/02/21 東京	ダ1400m 良 晴	5歳以上400万下	ローザキング 1.5	4 / 11	6枠 7番	増沢末夫	57kg	5.3	3人	3-5	/ 36.4	472	-2
1988/02/13 東京	ダ1200m 良 晴	5歳以上400万下	ヤサカユーヒメ 0.1	3 / 11	4枠 4番	増沢末夫	57kg	10.4	5人	2-3	/ 36.2	474	0
1988/01/31 東京	ダ1200m 良 晴	5歳以上400万下	マルゴレンヌ 0.4	4 / 13	6枠 8番	増沢末夫	57kg	3.6	1人	2-2	/ 36.1	474	+2
1987/11/28 東京	ダ1200m 稍 小雨	4歳以上400万下	アイディンガバナー 0.3	3 / 8	4枠 4番	増沢末夫	57kg	6.2	4人	1-1	/ 36.2	472	-14
1987/10/24 福島	ダ1000m 良 小雨	4歳以上400万下	レッドレンジャー 1.7	10 / 12	6枠 8番	増沢末夫	57kg	2.8	1人	3-3	38.6 / 35.6	486	+4
1987/09/27 中山	ダ1200m 稍 曇	4歳以上400万下	ダイナセキト 1.1	5 / 10	3枠 3番	増沢末夫	57kg	3.7	2人	2-1	37.6 / 33.8	482	-18
1987/08/23 新潟	ダ1200m 稍 曇	4歳以上400万下	ロワールシロー 1.4	7 / 9	2枠 2番	増沢末夫	57kg	1.6	1人	2-2	40.7 / 34.7	500	+4
1987/08/01 新潟	ダ1200m 稍 曇	4歳以上400万下	フーウンジ 0.8	4 / 12	4枠 4番	増沢末夫	57kg	7.7	3人	1-1	39.2 / 35.0	496	+22
1986/05/31 東京	ダ1700m 重 晴	4歳400万下	ザリッチ 0.1	4 / 7	1枠 1番	増沢末夫	55kg	3.9	3人	1-1-1	/ 35.4	474	+4
1986/05/11 東京	ダ1200m 良 曇	4歳400万下	アイゲンミッテル 2.0	11 / 11	7枠 8番	増沢末夫	55kg	2.5	1人	3-4	/ 35.0	470	-4
1986/03/29 中山	ダ1200m 不 曇	4歳未勝利	(イナポピー) -0.7	1 / 16	7枠 13番	増沢末夫	55kg	1.2	1人	1-1	38.2 / 34.1	474	-6
1986/03/09 中山	ダ1200m 良 晴	4歳新馬	エイテイファイブ 0.3	2 / 13	6枠 9番	増沢末夫	55kg	4.7	2人	2-1	38.2 / 35.0	480	-6
1986/02/23 中山	ダ1200m 稍 晴	4歳新馬	キングフローリック 0.6	3 / 10	7枠 7番	増沢末夫	55kg	5.9	3人	2-2	37.8 / 34.6	486

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。鞍上は増沢末夫騎手。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月9日、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エイテイファイブに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月29日、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイナポピーに4馬身の差をつけてトップでゴールインした。

5月11日、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5月31日、4歳400万下（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて4着に敗れた。

4歳（1987年）

8月1日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で増沢末夫騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

9月27日、4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

10月24日、4歳以上400万下（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月28日、4歳以上400万下（東京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で増沢末夫騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5歳（1988年）

1月31日、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で増沢末夫騎手。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月13日、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月21日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月26日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で増沢末夫騎手。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月23日、5歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月1日、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月15日、5歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーパールを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月28日、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月3日、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサランウベに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。