カリオカフレイバー（2015年生、母パーシャンブルー）

カリオカフレイバー（2015年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したパーシャンブルーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、地方14戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の涼風特別(一般C1 C2 牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、武栄子から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、尾田信夫によって1,080万円で落札された。

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

10月2日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦の初天神賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーセンノワール決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月3日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の競馬ブック賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のSPAT4×伝説のカイジ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2018年）

1月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジュンクミチャンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月6日、中3週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したアースボンバーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフリオーソロマンを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月3日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したムサシフィールドに半馬身届かず2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の涼風特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテラザフィーリアを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を収める

9月26日、中5週で迎えた14戦目は、明日もファンタスティックリレー賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。