テラザフィーリア（2013年生、母エトワールステージ）

テラザフィーリア（2013年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時11歳）と交配したエトワールステージが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方31戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C1一二三。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2015年）

12月24日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3歳（2016年）

1月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月17日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ノーブルサイクロンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったモズジョイにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のドリームピサをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた11戦目は、よりどりみどり練馬賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

4歳（2017年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井英光騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井英光騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で坂井英光騎手（13戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

4月18日、中5週で迎えた15戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、ぱかぱか広場賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジャマイカムーンを半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5月26日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のプレシンデレラチャレンジ（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月29日、中8週で迎えた18戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のファイトウィンを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアーシーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月29日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

5歳（2018年）

1月24日、中3週で迎えた23戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

3月8日、中5週で迎えた24戦目は、余寒賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた25戦目は、オフト京王閣開設記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた26戦目は、ダイアモンドステージ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

8月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、牝馬限定戦の涼風特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（7戦3勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、カリオカフレイバーに交わされて3馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、オリオンビール賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（8戦3勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

9月26日、中3週で迎えた29戦目は、明日もファンタスティックリレー賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた30戦目は、THE GENFUKEI賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（10戦3勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた31戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、トパーズ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず最後はローズベビークリスと並んで8着同着となった。

11月14日、中1週で迎えた32戦目は、ガーネットスター賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。