ノーブルサイクロン（2013年生、母ビツキーロイヤル）

ノーブルサイクロン（2013年5月10日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時16歳）と交配したビツキーロイヤルが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）グローリーファーム。主な勝ち鞍は2018年のスイーツステーブル賞(一般C1八九十)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グローリーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉木伸彦によって399.6万円で落札された。

佐野謙二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2016年）

4月18日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は515kg。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフォルゴーレに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るテラザフィーリアを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオンフリークをクビ差振り切って雨下の一戦を制した。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で楢崎功祐騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた10戦目は、駒場賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で楢崎功祐騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4歳（2017年）

2月13日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で楢崎功祐騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で楢崎功祐騎手（11戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で楢崎功祐騎手（12戦2勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で楢崎功祐騎手（13戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で楢崎功祐騎手（14戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトガミサクラを半馬身捉え切れず2着となった。

5月26日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で楢崎功祐騎手（15戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたボナテスタ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で楢崎功祐騎手（16戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で楢崎功祐騎手（17戦2勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で楢崎功祐騎手（18戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は20戦連続で楢崎功祐騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で楢崎功祐騎手（20戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で楢崎功祐騎手（21戦2勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5歳（2018年）

2月24日、約6か月の休養明けで迎えた23戦目は、スイーツステーブル賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で楢崎功祐騎手（22戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアヅマゴールデンをクビ差だけ差し切って休養明け初戦をモノにした。

3月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1一二（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で楢崎功祐騎手（23戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で楢崎功祐騎手（24戦3勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、ウマイルミスクリーン賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で楢崎功祐騎手（25戦3勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で楢崎功祐騎手（26戦3勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた28戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

7月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず最後はウインプリマと並んで8着同着となった。

8月1日、中2週で迎えた30戦目は、ハーレーダビッドソン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三四五（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月31日、中2週で迎えた35戦目は、いたばし二輪草記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高野誠毅騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したカシノランサムにアタマ差届かず2着となった。

11月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で高野誠毅騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6歳（2019年）

3月18日、約4か月の休養明けで迎えた37戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高野誠毅騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で高野誠毅騎手（10戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で高野誠毅騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。