ハクビ（2018年生、母シラユキ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、泉新キャピタルによって3,132万円で落札された。

2歳（2020年）

6月14日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3歳（2021年）

2月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンクラーケンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の能登七ツ島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2022年）

2月16日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したファインランを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月17日、中3週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたツルマルキングオー決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

7月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したエルバルーチェにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキンタムチャチャを豪快な末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月14日、中4週で迎えた19戦目は、トパーズ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた21戦目は、ガーネット賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5歳（2023年）

3月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアオイゴールドワンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホープケツァールに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた25戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、プロバブルチェンジに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクレスコロッキーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山本屋太三騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクールボスを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフレーヴォをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

7月12日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったベラジオホープに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた33戦目は、南あわじ市ゆめるん特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月9日、中6週で迎えた34戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

2021年9月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。