リュウノドラゴン（2022年生、母ストゥデンテッサ）

Ryuno Dragon

2022.04.17

リュウノドラゴン（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+竜」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミッキーグローリー（当時9歳）と交配したストゥデンテッサが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

3歳（2025年）

1月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

3月17日、中8週で迎えた4戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミシュリーヌに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデザーヴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセオリーセンスに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳M3のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパリパリライズに8馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳M3のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡紀騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡紀騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた12戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡紀騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡紀騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったエテオクロスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。