オーシャンズヨリ（2019年生、母テイエムオーシャン）

オーシャンズヨリ（2019年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海+冠名(馬主名より)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したテイエムオーシャンが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月20日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月12日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2022年）

6月26日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のスピアヘッドに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの南相馬特別（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5歳（2024年）

4月21日、約21か月半の休養明けで迎えた6戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの燧ヶ岳特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月1日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの稲城特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

7月21日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。