サファリサッチャー（1984年生、母ミツトツプレス）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

1月10日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳400万下の寒梅賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた5戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ユーワハイウエーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（5戦0勝）。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

10月4日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったホーマンディリングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中2週で迎えた10戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、セキデンマミーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（9戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入った。

12月12日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（1988年）

1月31日、中6週で迎えた14戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月9日、中8週で迎えた16戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木勇騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。